落ち着いて、落ち着いてと妻をなだめゴミ箱を持ち上げ振る。
コンドームはなかったですが、丸まったティッシュが4個
まさか4発?いやいや、4回ふいただけだよね?

4個のティッシュは箸でつまんで、クラッカーとケーキ買ってきたときのイオンの袋へと押収。
匂いかいだら明らかに、新鮮なイカのかほり、スルメスメール

いつの間にか間は開き直って、あぐらかいてくつろいでました

オイオイまじっすか
タバコまで吸い出しちゃったよ
俺ですら部屋で吸わせてもらえないというのに
蛍族って言葉もしらねぇゆとりがって2~3くらいしか違わないか

妻「ともかく何もしてないんだから!」
お前も、コケティッシュなイカティッシュまで押収されといてまだ言うか

テーブルの上のコップやら、皿やら、酒やらつまみやら、間がタバコすってる灰皿(携帯)やら
もろもろ 右腕で ガッシャーーーーーーーーーーーーーーーン 床に払い落とし、

くらえっ!!!!!!!!!!

調査会社の報告書+写真 (コピー) をテーブルの上にバシーン!!!!!!!!
あーーー、こんなこと人生で二度とできないことだろうなあああ

あーっはっはっはっはっは

まぁここまではハイテンションで、終始笑顔を絶やさず対応してました。
ここから真面目な顔に戻ります。

とりあえずハンディカムの録画を再開
「まだシラを切るの?」と妻に詰め寄りました。
妻はまだ逆ギレ状態で「何もしてないって!」と叫びます。
「証拠はあるんだけどな」
といい、調査会社の報告書を取り上げ、行動記録をすらすら喋ります。

間は、私の突然の奇行にびっくりしていましたが、
突然、
「まぁそういうことなんで、もう帰りますわ。おじゃましました。」
としれっと帰ろうとしました。

すかさずリビングのドアをふさいでブロック。
間が
「どいてください、帰れないから。」
と私をどかそうとしますがシカトして
ハンディカムを間に向けたまま、行動記録の音読を続けました。
間がいきなりキレて、「帰るんだ!」と無理やり私を突破し
玄関をバンと開けて逃亡。

まぁ証拠はそろっているし、素性も明らかだし、
なんか刺されたらやなので、ここは深追いはしませんでした。

「あとで弁護士さんとお話ししましょう!」
とだけ声をかけて、間くんを送り出しました。

妻は相変わらずヒートアップして
「何もしてないったらしてない!」
「こんな写真でたらめ!」
とか半狂乱になるので
落ち着かせてソファーに座らせ、
テーブルの上の調査会社の結果報告書と写真のコピーをよく分かるように並べ替えました。

「見える?読める?」
「これからどうしようか?」
「どうしたい?どうされたい?」
「別れてあの男とくっつこうか?」
「どうするの?どうなるの今後の生活ぅ?ねぇ?」

と妻の両肩に後ろから手をかけ、加藤鷹みたいなテンションで耳元でささやく私。
とうとう、呆然自失になった妻。

そのほかにもいろいろネチネチ話しかけたんですが
ついに突然泣き出し弁解を始めました。

「ごめんなさい。」
「寂しかったの。」
「どうかしてた。」
「もうしないから許して。」

シラ切り→逆ギレ→泣き落とし 
という王道パターンです。

しかし泣き落としながら、原因の一端は貴方にあると言っちゃう妻。

「貴方がいつも残業ばかりで一人で寂しかったから浮気してしまった。」
「仕事にかまけてた貴方にも責任があるでしょ。」

というのが言い分です。
これってどこかにテンプレがあるんでしょうね。

こんなベタな言い訳されると、今度はものすごく悲しくなってきました。
「寂しかったって、土日は少なくとも一緒にすごしてたじゃない」

と乾いた笑いをさせながら言いました。
何でこんな言い訳をするんだろう。

「平日もいつも一緒にいてくれなきゃいや。」と言い返します。
だからといって浮気していいという法律はないのですが
とにかく
「もうこれっきりだから許して欲しい」
という泣き落としに終始してました。

とりあえず間も逃げたし、今日はコレまでだなと思ったので、
シャワーを浴びて服を着替えてから、
まだソファーでぐずぐず泣いてる妻に
「その報告書と写真はコピーだからキミにあげるよ。じゃあ大阪に戻るね。」
と言い残して家を出て行き、その日は漫画喫茶に泊まりました。