そんな同窓会が終って一ヶ月ほどした頃
ある女から連絡があった。
ここではAとしよう。

同窓会が楽しかったからまた同じような会を設けたい
そのことで話ができないか?

との事だった。俺はこのAが大キライなので、それなら
代表幹事と話せばいいじゃん。俺はペーペーだし。

そう伝えたが、何故かAは俺の家に来ると言い出した。
ビックリしましたよ、女なんて親戚のオバサン以外来た事なかったし。
ファミレスでいいじゃん、と言う俺の意見に耳を貸さず
週末に行くとかなり強引に約束をさせられてしまった。

俺は絶対何かあると思って、知り合いに電話をかけて
Aは結婚しているのか?子供はいるのか?を聞き出した。

結果は結婚もしてるし、10ヶ月の子供も居る。でした。
俺はあせった、なんでAが家に来るのかが理解できなかった?
アムウェイ?層化?そんな事しか思い浮かばなかった。

Aは中学時代はかなりの美人だった。
成績は悪かったが要領だけは良かった。
そして俺はAに対して憎悪とも言える感情を持っている。

Aが中学時代も今もうだつの上がらない俺に
興味を示す理由が分からなかったんだ。

幸い親は出かけているので、週末我が家には俺とねこしかいない。
このときの俺はちょっと狂っていたと思う。
嫌っている相手に何かを期待している
あれ?これって人生で最大のモテ期じゃね?とか思っていた。
ありえないと知りながら、ゴムって買うの恥ずかしくね?とか
勝手に妄想に浸っていた。

週末にAがやってきた。

主導権は俺が握る!最初に過去の俺とは違うと思わせなければと
勝手に思ってた

「いいいいいっらいいらっしゃい」
噛んだ、さようなら俺の主導権。

とりあえずAは笑っていたが目は笑っていなかった
そこで俺は怖くなった。
こいつの俺を見る目は俺を人として扱っていないと悟った。
そこからは恐怖にビビりながら話をした